@article{oai:ohu-lib.repo.nii.ac.jp:00003324, author = {佐藤, 潤 and 渡辺, 正博 and 川合, 宏仁 and 山崎, 信也 and 相澤, 徳久 and 島村, 和宏 and 鈴木, 康生}, issue = {3号}, journal = {奥羽大学歯学誌}, month = {Sep}, note = {7歳女児。出生時に猫鳴き症候群(5p-症候群)の診断をうけたが、心奇形の合併はなかった。2歳時には、精神発達遅滞を指摘された。小下顎症、両眼離解による5p-症候群特有の顔貌を認め、口腔内にはV字状の狭窄歯列弓を認めた。5p-症候群にはしばしば喉頭の低形成や声帯麻痺を認めることから、気道確保の困難が予想され、全身麻酔術前に気管支ファイバーを予め準備して全身麻酔を行った。痛みを伴うような歯科処置には局所麻酔としてオーラ注を併用することで、酸素、亜酸化窒素、セボフルランは比較的低濃度で麻酔維持することができ、自発呼吸下に安定した循環が得られた。術後の肺炎や気管支炎を回避するため、術中に抗菌薬としてセフメタゾールナトリウムを静脈内投与した。処置内容は、複合レジン充填処置7本、生活歯髄切断法4本を施行した。経過良好にて翌日に帰宅となった。}, title = {猫鳴き症候群(5p-症候群)合併患児の全身麻酔下歯科治療経験}, volume = {35巻}, year = {2008} }