@article{oai:ohu-lib.repo.nii.ac.jp:00003558, author = {長崎, 慶太 and 玉井, 利代子 and 清浦, 有祐}, issue = {2号}, journal = {奥羽大学歯学誌}, month = {Jun}, note = {炎症性サイトカインであるIL-6の産生に及ぼす窒素含有bisphosphonates(NBPs)の一つであるalendronateとnon-NBPsであるetidronateの影響について検討し、NBPs関連顎骨壊死(BRONJ)の発症メカニズムの一部を明らかにすることを試みた。その結果、alendronateが炎症性を高めるIL-6の産生を増強し、実際のalendronate服用者でも顎骨組織の感染症が起きた場合には炎症反応の増悪によってBRONJが誘発される可能性が示唆された。最近、BRONJの発症とCYP2CのサブファミリーであるCYP2C8の遺伝子多型の関与が報告されており、BRONJの発症にはNBPsの代謝酵素や炎症性サイトカイン関連の遺伝子多型も関与していると考えられた。以上より、歯科治療に伴うBRONJの発症予防には、治療前に一定期間NBPsの投与を中止することや口腔清掃の徹底が推奨され、また今後は遺伝子多型を調べることによりBRONJ発症リスクの事前予測の可能性も示唆された。}, title = {Porphyromonas gingivalisまたはToll-like receptor 2リガンドが惹起するマウスマクロファージ様細胞J774.1のIL-6産生に対するalendronateの増強作用とetidronateの抑制作用}, volume = {37巻}, year = {2010} }