@article{oai:ohu-lib.repo.nii.ac.jp:00003565, author = {浜田, 智弘 and 園田, 正人 and 林, 由季 and 金, 秀樹 and 高田, 訓 and 大野, 敬 and 冨田, 修 and 山崎, 信也}, issue = {2号}, journal = {奥羽大学歯学誌}, month = {Jun}, note = {症例は70歳女性で、近医歯科にて下顎右側第1・2小臼歯の抜歯窩より肉芽様組織の増生を指摘され、下顎右側犬歯・第1大臼歯の動揺が生じたため精査目的で紹介来院となった。X線像にて下顎右側第2大臼歯から左側犬歯部にかけて広範な骨破壊像を認め、MRIで同部に造影される充実性の組織を認め、PETにてFDGの集積が確認された。下顎右側第1小臼歯部の組織生検により下顎歯肉扁平上皮癌と診断され、全身麻酔下に下顎骨区域切除術+右側全頸部郭清術+左側上頸部郭清術+プレート再建術+大胸筋皮弁移植術+気管切開術が施行された。術後3日後のX線像にて右横隔膜の挙上を認め、右横隔神経麻痺と診断されたが、呼吸器科医の指示による右側方撮影にて右横隔膜に可動性が確認され横隔神経切断の可能性は極めて低く、術後炎症の消失に伴い治癒する可能性が高いと判断された。その後、X線像は徐々に改善し術後17日目にはほぼ正常化、術後10ヵ月経過の現在まで呼吸機能異常は認めず、扁平上皮癌の再発や転移も認めていない。}, title = {口腔がん手術後に生じた横隔神経麻痺の検討}, volume = {37巻}, year = {2010} }