@article{oai:ohu-lib.repo.nii.ac.jp:00003691, author = {上田, 貴史 and 浜田, 智弘 and 金, 秀樹 and 村上, 知久 and 高田, 訓 and 大野, 敬 and 小板橋, 勉 and 加藤, 美菜 and 伊東, 博司}, issue = {3号}, journal = {奥羽大学歯学誌}, month = {Sep}, note = {54歳女。右側下顎第一大臼歯部に疼痛を自覚した。治療を受けるも疼痛が改善せず、同部歯肉の腫脹が出現した。パノラマX線写真では第一大臼歯の歯根周囲に骨吸収像を認め、骨吸収部の周囲には反応性の骨硬化像がみられた。CT写真では骨吸収像の辺縁は不整で舌側皮質骨に浸潤性の骨吸収を認めた。拡大生検を行った。高分化型の扁平上皮癌を認め、MRI検査、PET検査でも右側頸部リンパ節に転移を認めた。下顎歯肉癌と診断し、下顎骨区域切除を伴う腫瘍切除術、右側全頸部郭清術、チタンプレートによる下顎骨再建を行った。術中の迅速病理検査では下内深頸リンパ節、摘出した組織の辺縁に腫瘍組織は認めなかった。摘出標本の病理診断では右側頸部リンパ節に10個の転移を認め、腫瘍の切除断端に腫瘍は認めず治癒切除を確認した。術後の経過は良好で腫瘍切除部、両側頸部に対し同時化学放射線治療を行い経過観察を行っている。}, title = {初回生検による病理検査で確定診断に至らず初療開始が遅延した下顎歯肉癌の1例}, volume = {38巻}, year = {2011} }