@article{oai:ohu-lib.repo.nii.ac.jp:00003811, author = {呂, 正仁 and 玉井, 利代子 and 清浦, 有祐}, issue = {2号}, journal = {奥羽大学歯学誌}, month = {Jun}, note = {C.albicansの感染に伴っておこる宿主応答を明らかにする手がかりとして、産生が誘導されるサイトカインをin vitroの実験系で調べた。微生物感染の場で、いかなる種類のサイトカインが産生されるかは感染後の病態の進行とその治療を考える上で重要な要因になる。C.albicansの菌体は、マウスマクロファージ様細胞であるJ.774.1細胞からのIL-6および単球走化性タンパク質-1(MCP-1)の産生を誘導することが明らかになった。しかし、至適培養条件下における産生量はMCP-1がIL-6よりも約200倍以上も高い値を示した。実際のC.albicansの感染においてもMCP-1の高い産生が起きている可能性がある。MCP-1が細胞性免疫に対して抑制的に作用するのであれば、MCP-1産生誘導は、C.albicans病原因子の一つとなると考えられる。また、IL-6産生誘導が低いことが示されたが、そのため宿主が、C.albicansを殺菌・排除することが困難になると考えられた。}, title = {Candida albicansのマクロファージ様細胞からの選択的サイトカイン産生誘導作用}, volume = {39巻}, year = {2012} }