@article{oai:ohu-lib.repo.nii.ac.jp:00003813, author = {伊藤, 榮一 and 玉井, 利代子 and 清浦, 有祐}, issue = {2号}, journal = {奥羽大学歯学誌}, month = {Jun}, note = {骨粗鬆症治療薬ビスホスホネート(BP)がC.albicansに対する炎症性サイトカイン産生に及ぼす影響をマウスマクロファージ様細胞であるJ774.1細胞を用いて調べた。BPの一種であるアレンドロネートはC.albicansの刺激によるJ774.1細胞のIL-6産生は増強したが、単球走化性タンパク質-1(MCP-1)産生には影響を及ぼさなかった。一方、アレンドロネートを加えて培養した後にToll様受容体リガンドでJ774.1細胞を刺激した場合は、アレンドロネートによってMCP-1の産生が抑制された。この異なる結果は、宿主細胞を刺激する微生物の種類や構成成分の違いがアレンドロネートのサイトカイン産生増強作用に大きく影響することを示していると考えられる。BP関連顎骨壊死は窒素含有BP服用者で起こり、非含有BP服用者では報告されていない。この理由の一つに、窒素含有BPが微生物感染に対する宿主の炎症性サイトカイン産生を増強することが考えられた。}, title = {Candida albicansによってマクロファージ様細胞から誘導されるサイトカイン産生に対するalendronateの増強作用}, volume = {39巻}, year = {2012} }