@article{oai:ohu-lib.repo.nii.ac.jp:00003829, author = {金, 秀樹 and 浜田, 智弘 and 菅野, 勝也 and 佐藤, 淳 and 高田, 訓 and 大野, 敬 and 森蔭, 由喜 and 櫻井, 裕子 and 遊佐, 淳子 and 清野, 和夫}, issue = {3号}, journal = {奥羽大学歯学誌}, month = {Sep}, note = {症例は78歳女性で、口蓋部接触痛で近医にてステロイド軟膏を処方されるも改善せず紹介受診した。口蓋部に3×2cmの口蓋隆起、その右側前方に潰瘍形成が認められた。CTで口蓋隆起の前方に病変と口蓋隆起の骨吸収像が認められた。生検では表層に被覆粘膜はなく、癌性潰瘍が形成されており、癌胞巣の形成を伴って腫瘍組織が結合組織へ浸潤していた。強拡大像では癌真珠、細胞間橋の形成、核の大小不同、核小体の腫大と増多を認め、間質に密なリンパ球浸潤を認めて高分化型扁平上皮癌と診断し、全身麻酔下に上顎骨部分切除術を行い、口蓋隆起と骨口蓋を含めて周囲組織を一塊に切除し、創部を軟膏ガーゼで覆い、サージカルシーネを装着して終了とした。術後19日に印象採得を行い、34日目に作製したオプチュレーターを装着し、摂食・構音に支障は認めず、35日目に退院した。術後3ヵ月でオプチュレーター使用を中止し、術後1年10ヵ月経過で再発・転移は認めていない。}, title = {口蓋隆起部に発生した扁平上皮癌の臨床的検討}, volume = {39巻}, year = {2012} }