@article{oai:ohu-lib.repo.nii.ac.jp:00003830, author = {板橋, 仁 and 南條, 章太郎 and 高田, 訓 and 福井, 和徳}, issue = {3号}, journal = {奥羽大学歯学誌}, month = {Sep}, note = {症例は22歳女性で、主訴は上顎前歯の突出であった。下顎オトガイ部の後退とオトガイ筋の緊張、口唇の突出、微笑顔貌で口角の左上がりが認められた。口腔内では上顎歯列弓の狭窄、前歯の突出、下顎歯列弓の叢生を認め、右側顎関節に開口時疼痛を伴う相反性クリックと間欠性ロックが認められた。アキシオグラフで下顎の左側方運動時に右側下顎のクリックによるズレが認められた。運動時疼痛緩和にスプリント療法を開始し、症状の軽減で上顎歯列弓の拡大のためクワドヘリックスを装着した。3ヵ月後に歯列弓狭窄の改善で、上下顎左右第一小臼歯を抜去し、マルチブラケット装置で咬合の再構成を行った。動的治療期間中は上顎前歯の遠心移動を中心に約1年間II級エラスティックを使用した。エラスティックは大臼歯の挺出を抑えるため、下顎小臼歯から上顎犬歯へのショートスパンとした。動的治療終了時に第一大臼歯の左右差は3mm→1.5mmに軽減し、口角左上がりも大きく改善していた。}, title = {スプリント療法および矯正治療によって改善した間欠性ロックを有する上顎前突症例}, volume = {39巻}, year = {2012} }