@article{oai:ohu-lib.repo.nii.ac.jp:00003880, author = {金, 秀樹 and 浜田, 智弘 and 川原, 一郎 and 馬庭, 暁人 and 高田, 訓 and 大野, 敬 and 森蔭, 由喜}, issue = {1号}, journal = {奥羽大学歯学誌}, month = {Mar}, note = {症例は53歳男性で、左側頬部から上顎臼歯部にかけての軽度疼痛で受診し、症状は緩解した。その後再度同部に違和感が出現し再受診した。左上6番根尖性歯周炎の診断で根管治療を行うも症状は改善せず、X線で左上6番根尖部に不透過像を認め、口腔外科を受診した。左上6番の軽度打診痛と頬側根尖相当歯肉部に圧痛を認め、X線で左上6番根尖相当上顎洞底部に小円形、歯冠大の不均一な不透過像が認められた。CTで左側上顎洞前壁を基部として上顎洞内に広がる境界明瞭な不透過像を認め、その周囲に上顎洞底膜の軽度肥厚と不透過像が認められた。上顎洞内良性腫瘍と診断し、全身麻酔下に腫瘍摘出術を行った。病理所見では、比較的明瞭な層板骨よりなる骨梁が大小不規則に存在し、骨髄腔は細胞成分に乏しい結合織と脂肪髄となっており、骨組織の周囲に骨芽細胞や破骨細胞が散見された。確定診断は上顎洞内骨腫であった。術後経過良好で、自覚症状も消失した。}, title = {上顎洞内骨腫の1例と文献的考察}, volume = {40巻}, year = {2013} }