@article{oai:ohu-lib.repo.nii.ac.jp:00003907, author = {櫻井, 裕子 and 遊佐, 淳子 and 小澤, 亮 and 伊東, 博司 and 赤城, 陽一郎 and 浜田, 智弘 and 菅野, 勝也 and 森蔭, 由喜 and 高田, 訓}, issue = {2号}, journal = {奥羽大学歯学誌}, month = {Jun}, note = {症例は16歳男子で、上顎左側前歯部の腫脹が増大し受診した。口腔内所見で上顎左側犬歯部から側切歯部にかけての歯根尖部の腫脹を認め、軽度の圧痛が認められた。パノラマX線で上顎左側側切歯の根尖相当部に埋伏過剰歯を含む嚢胞様透過像が認められた。含歯性嚢胞と診断し、埋伏過剰歯を抜去後に嚢胞を摘出した。病理所見では、嚢胞は単房性で、嚢胞壁は線維性結合組織によりなっていた。嚢胞上皮は非角化重層上皮で種々の厚さを呈し、部分的に嚢胞上皮が腔内に向かって乳頭状に隆起しており、嚢胞上皮の表層は好酸性立方状の細胞が配列し、線毛を有する細胞や粘液産生細胞も多数認めたが、立方状または円柱状の細胞に囲まれた腺管様構造は認めなかった。病理診断は多数の粘液産生細胞を伴った含歯性嚢胞であった。術後8ヵ月経過で再発は認めていない。}, title = {腺性歯原性嚢胞との鑑別を要した含歯性嚢胞の1例}, volume = {40巻}, year = {2013} }