@article{oai:ohu-lib.repo.nii.ac.jp:00003943, author = {川原, 一郎 and 高田, 訓 and 福元, 梨沙 and 河西, 敬子 and 浜田, 智弘 and 金, 秀樹 and 大野, 敬 and 遊佐, 淳子 and 伊東, 博司}, issue = {4号}, journal = {奥羽大学歯学誌}, month = {Dec}, note = {症例は66歳男性で、高血圧症の既往があった。右側頬部から顎下部の腫脹と疼痛で近医内科にて原因不明と言われ、症状の改善がなく近医歯科より紹介受診した。同部に径30mmの可動性のある弾性軟の腫瘤を認めたが、口腔内に異常所見はなかった。パノラマX線で下顎骨に異常は認めず、CTで右側顎下部、下顎骨外側、咬筋部にかけて腫瘤を認め、病変は筋肉と同濃度で明らかな石灰化物は認めなかった。MRIでは病変内部はT1強調で低~中信号、T2強調で高信号を呈し、造影T1強調で病変内部は不均一な造影効果を認めた。右側頬部および顎下部良性腫瘍と診断し、全身麻酔下に腫瘍摘出術を行った。広頸筋直下に暗紫色の腫瘤を認め、周囲組織より鈍的に剥離して一塊に摘出した。病理所見では嚢胞状の拡張した静脈腔を有する血管を認め、静脈奇形と診断した。術後に一時的顔面神経麻痺を認めたが、感染所見はなく経過良好であった。術後1年半経過で再発は認めていない。}, title = {頬部から顎下部に発生した静脈奇形の1例}, volume = {40巻}, year = {2013} }