@article{oai:ohu-lib.repo.nii.ac.jp:00004001, author = {Morota, Tomoko and Kawaai, Hiroyoshi and Yamazaki, Shinya}, issue = {1号}, journal = {奥羽大学歯学誌}, month = {Mar}, note = {付着歯肉や歯槽粘膜に麻酔薬を注入した際の顎骨への麻酔作用を、ウサギを用いた実験で評価した。30羽の日本白色ウサギを5%セボフルランで全身麻酔して、動脈圧モニタリングのための大腿動脈カニューレ挿入と気管切開術を行い3%セボフルランで維持した。上顎第三大臼歯頬域の右側付着歯肉と左側歯槽粘膜に0.5mLの局所麻酔薬(1/80000アドレナリンを含む2%リドカイン)を注入し、5~30分後に両側歯槽骨を除去すると共に、動脈圧を測定した。局所麻酔薬注入から30分後における平均動脈圧の変化は付着歯肉で14.0mmHg、歯槽粘膜で40.0mmHgであり、その時点での歯槽骨内のHPLCで計測したリドカイン濃度は付着歯肉で131.8μg/g、歯槽粘膜で11.4μg/gであった。また浸潤性麻酔薬の平均注入圧は付着歯肉で450.4mmHg、歯槽粘膜で80.1mmHgであった。動脈圧の大きな変化は低いリドカイン骨内濃度と相関しており、付着歯肉への浸潤性麻酔薬注入は、たとえ注入圧力の観点から困難であっても、顎骨内のリドカインレベルが直ちに上昇して強い鎮痛作用が得られることが分かった。}, title = {Difference of Injection Point for Local Anesthesia in Alveolar Bone Affects Infiltration and Action of Anesthesia}, volume = {41巻}, year = {2014} }