@article{oai:ohu-lib.repo.nii.ac.jp:00004201, author = {石澤, 正晃 and 櫻井, 裕子 and 高橋, 慶壮}, issue = {1号}, journal = {奥羽大学歯学誌}, month = {Mar}, note = {ラット頭蓋骨上の垂直的骨誘導法モデルにおいて、2種類のスタチン(simvastatin、pravastatin)または骨形成タンパク質(BMP)-2をMedGelに含有させてチタンキャップ内に添入し、徐放性に作用させた際の骨新生効果について検討した。MedGel群、MedGel+BMP-2群、MedGel+simvastatin群、MedGel+pravastatin群のいずれも新生組織中には海綿骨と骨髄組織を認め、線維性結合組織が存在することもあった。BMP-2添加群では、母床骨上およびチタンキャップ内面に沿って上方への骨新生が観察された。また、いずれの群でも新生骨梁には骨細胞が存在し、simvastatin群およびpravastatin群では新生組織の上部は線維性結合組織で満たされていることが多かった。骨髄中には多核細胞が、新生骨表面には骨芽細胞が観察され、TRAP染色では各々TRAP弱陽性の単核細胞、強陽性の多核細胞を認めた。免疫組織化学的所見ではいずれの群でも新生骨骨髄中の細胞および線維性結合組織中にPCNA陽性細胞が観察された。また、頭蓋骨と新生骨との境界、骨髄に面した新生骨および新生骨表面には多核のCD68陽性細胞が観察された。骨新生効果については、simvastatin群およびpravastatin群はMedGel群と比較して骨増大傾向を示し、BMP-2投与群は更に有意な骨増大効果を示した。}, title = {スタチンがラット頭蓋骨に設置したチタンキャップ内面の垂直的骨増大に及ぼす効果}, volume = {44巻}, year = {2017} }