@article{oai:ohu-lib.repo.nii.ac.jp:00004443, author = {鈴木, 琢矢 and 森山, 光 and 佐藤, 光 and 安部, 将太 and 吉田, 健司 and 冨田, 修 and 鈴木, 史彦 and 川合, 宏仁 and 山崎, 信也}, issue = {4号}, journal = {奥羽大学歯学誌}, month = {Dec}, note = {症例は55歳女性で、かかりつけ歯科医院にて下顎左側第二大臼歯の抜歯が施行されたが、その後に顎下部に腫脹が発現し、骨破壊像の増悪を認めたため精査・加療目的に当院口腔外科へ紹介受診となった。診察の結果、抜歯後感染による下顎骨骨髄炎と診断された。化学療法による奏功が得られず、3回の皮質骨除去術および骨掻爬術が施行され、術後も化学療法を継続していたが、炎症による腫脹と疼痛を繰り返し、開口量は徐々に減少した。4回目の皮質骨除去術および骨掻爬術が予定された時には患者は開口不能となっていた。直視下での喉頭展開による気管挿管は困難であることが予想されたので、気管支ファイバースコープを用いた内視鏡下の経鼻挿管を実施した。全身麻酔の維持はレミフェンタニル、TCIポンプにてプロポフォールを持続投与し、全身麻酔中の呼吸や循環状態に問題はなかった。術後の経過は良好であり、第8病日目で退院となった。}, title = {長期の下顎骨骨髄炎により開口量0mmとなった患者の全身麻酔経験}, volume = {47巻}, year = {2020} }