@article{oai:ohu-lib.repo.nii.ac.jp:00004455, author = {南, 健太郎 and 大橋, 明石 and 佐藤, 俊郎 and 大石, 泰子 and 岸, 光男 and 岡田, 英俊 and 瀬川, 洋 and 廣瀬, 公治}, issue = {1号}, journal = {奥羽大学歯学誌}, month = {Mar}, note = {2ppmFの低濃度のフッ化物を配合した口腔保湿剤を作製し、人工初期齲蝕を形成した歯根象牙質に定期的に塗布することにより再石灰化が生じるのか、象牙質表層の硬度に変化が生じるのかin vitroで検討した。材料には牛歯切歯を用い、その歯根から象牙質ブロックを切り出し、5mm×5mmの正方形状の象牙質ブロックを作製した。試料を6試料ずつ4群に分け、A群:未処理、B群:ミネラル溶液、C群:口腔保湿剤+0ppmF、D群:口腔保湿剤+2ppmFとした。5日間の脱灰直後のA群の脱灰深度ld(ld=63.2±3.8μm)と比較して、C群(ld=52.5±8.7μm)では有意に脱灰深度の減少が認められた。また、B群(ld=60.9±10.6μm)と比較してC群およびD群(ld=54.2±6μm)はそれぞれ有意に脱灰深度の減少を示し、口腔保湿剤は再石灰化の促進に寄与することが示唆された。また、D群の表層の硬度はA群、B群およびC群と比較して有意に増加しており、フッ化物配合口腔保湿剤は象牙質表層の硬度を有意に増加させることが示唆された。}, title = {フッ化物配合口腔保湿剤による根面齲蝕予防の基礎研究}, volume = {47巻}, year = {2020} }